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AIO対策とは?SEOとの違いや具体的な方法・効果測定まで解説
AI OverviewsやChatGPTなど、生成AIを活用した情報収集が広がるなか、企業のWeb集客にも変化が生まれています。従来の検索順位やサイトへの流入だけでなく、AIの回答に自社の商品・サービスがどのように紹介されるかも、新たな検討課題となっています。
そこで注目されているのが、AIO対策(AI Optimization:AI最適化)です。
AIO対策とは、AI検索や生成AIが自社の情報を正しく理解し、ユーザーの質問に対して参照・紹介しやすい状態を整える取り組みを指します。ただし、AIOの定義は業界で統一されておらず、GoogleのAI Overviewsに特化した対策を意味する場合もあります。
重要なのは、AIO対策は従来のSEOに代わるものではなく、SEOの基本を土台として取り組むべきだということです。
また、AIに引用されるためだけの特殊な施策を増やすのではなく、コンテンツの品質や独自性、Webサイトの情報設計を見直すことが欠かせません。
本記事では、AIO対策の基本からSEO・LLMO・GEO・AEOとの違い、具体的な対策方法、効果測定までを解説します。Googleなどの公式情報を踏まえ、企業が優先すべき施策と、必ずしも必要ではない施策を整理していきます。
- ・AIO対策の意味と、SEO・LLMO・GEO・AEOとの違い
- ・AIO対策が必要とされる背景と企業への影響
- ・AI検索に対応するための具体的な7つの施策
- ・AIO対策で優先すべきこと・必ずしも必要ではないこと
- ・AIO対策の進め方と効果測定の方法
- ・SEOに取り組んでいるが、AI検索への対応方法がわからない方
- ・AI OverviewsやChatGPTで自社の商品・サービスが紹介されるようにしたい方
- ・AIOとSEOの違いや、具体的に何を対策すべきか知りたい方
- ・根拠のあるAIO対策と、効果が不明確な施策を見極めたい方
- ・AI検索への対応を、問い合わせや売上の向上につなげたい方
※本記事は2026年10月時点の情報をもとに作成しています。AI検索の仕様や各社の公式ガイドラインは変更される可能性があるため、最新情報についてはGoogleやOpenAIなどの公式情報をご確認ください。
Contents
AIO対策とは?AI検索時代の「AI Optimization」を解説
AIO対策とは、AI検索や生成AIに自社の情報を正しく理解してもらい、ユーザーの質問に対して参照・紹介されやすい状態を整える取り組みです。
AIOは一般的に「AI Optimization(AI最適化)」の略称として使われています。ただし、業界で統一された定義があるわけではなく、GoogleのAI Overviewsに特化した対策を指す場合もあります。
そのため、AIO対策を理解するには、まず言葉の意味と、どのAI検索サービスを対象にするのかを整理することが重要です。
AIOには「AI Optimization」と「AI Overviews対策」の2つの使われ方がある
AIOという言葉は、主に次の2つの意味で使われています。
| 意味 | 対象・考え方 |
|---|---|
| AI Optimization(AI最適化) | GoogleのAI検索やChatGPTなど、AIを活用した情報検索・回答サービス全般への最適化を指す考え方。 |
| AI Overviews対策 | Google検索結果に表示されるAIによる概要(AI Overviews)で、自社情報が参照されることを意識した対策。 |
前者はAI検索全般を対象とする広い概念であり、後者はGoogle検索の特定機能に焦点を当てた考え方です。
AIOの意味を明確にしないまま対策を進めると、対象サービスや目的が曖昧になり、施策の優先順位を判断しにくくなります。
なお、AIOはGoogleなどが共通の意味で定めた公式用語ではありません。記事やサービスによって対象範囲が異なるため、用語だけでなく、実際にどのような対策を行うのかを確認することが大切です。
この記事ではAIOを「AI検索全般への最適化」と定義する
本記事では、AIOを「AI Optimization」の意味で使用し、GoogleのAI OverviewsやAI Mode、ChatGPTなどを含む、AI検索全般で自社の情報が適切に理解・参照されるための最適化と定義します。
具体的には、以下のような取り組みが対象になります。
- ・AI検索からアクセスできるWebサイトの技術的な環境を整える
- ・ユーザーの疑問や検索意図に答えるコンテンツを充実させる
- ・自社独自の情報や専門性、実績をわかりやすく提示する
- ・企業・商品・サービスに関する情報の正確性と一貫性を高める
- ・AI検索での表示・参照状況と、その後の流入や成果を確認する
ただし、これらの施策を実施すれば、必ずAIの回答に表示・引用されるわけではありません。また、AI検索サービスによって情報の取得方法や回答の生成方法が異なるため、すべてに共通する万能な対策があるわけでもありません。
重要なのは、AIに表示されること自体を目的にするのではなく、企業や商品・サービスの価値を正しく伝え、最終的な問い合わせや購入などの成果につなげることです。
Google AI Overviews・AI ModeはAIOの対象の一つ
Googleが提供する代表的なAI検索機能には、「AI Overviews」と「AI Mode」があります。
AI Overviews(AIによる概要)は、Google検索結果上で、検索内容に応じてAIが情報を要約して提示する機能です。関連するWebページへのリンクが表示される場合もあり、ユーザーは検索結果から直接情報の概要を把握できます。
一方、AI Mode(AIモード)は、複雑な質問への回答や、複数の情報を比較・検討するような検索に対応する機能です。追加の質問を重ねながら、情報を詳しく調べることができます。
どちらもGoogle検索の仕組みを基盤としており、Googleは公式ガイドで、従来のSEOのベストプラクティスがAI検索機能にも引き続き有効であると説明しています。
つまり、GoogleのAI検索に対応するために、従来のSEOとはまったく異なる特別な仕組みを導入する必要はありません。
まずは、検索エンジンがコンテンツへアクセスできること、ユーザーにとって有益で信頼できる情報を提供することなど、基本的なSEOを適切に実施することが重要です。
なお、ChatGPTなどGoogle以外のAI検索では、情報の取得方法や参照条件が異なる部分もあります。
AIO対策では、各サービスの特性を理解しながら、SEOを土台として、自社の情報を正しく伝えるための改善を積み重ねることが基本となります。
※参考:Google検索セントラル「AI機能とウェブサイト」
AIO対策が注目されている理由
AIO対策が注目されている背景には、GoogleのAI OverviewsやChatGPTなどの普及による、ユーザーの情報収集方法の変化があります。
従来は、検索結果に表示されたWebサイトを訪問し、複数のページを比較しながら情報を集めることが一般的でした。しかし現在は、AIが複数の情報を整理・要約し、ユーザーの質問に直接回答するという新たな情報収集の方法が広がっています。
こうした変化により、企業は検索順位やWebサイトへの流入だけでなく、AIの回答を通じて自社の情報がどのように届けられるかも考える必要があります。
検索結果だけでなくAIの回答から情報を得る機会が増えている
GoogleのAI Overviewsでは、検索内容に応じてAIが情報を要約し、検索結果上に回答を表示します。また、ChatGPTなどでは、ユーザーが自然な文章で質問し、追加の質問を重ねながら情報を比較・検討できます。
例えば、従来は「マーケティング支援会社 比較」と検索して複数のWebサイトを確認していたユーザーが、AIに「中小企業のマーケティング戦略から実行まで支援できる会社を教えて」と質問するケースも考えられます。
この場合、ユーザーは個別のWebサイトを訪れる前に、AIの回答から企業の特徴や選択肢を把握する可能性があります。
つまり、Webサイトへの訪問前に、AIの回答が企業やサービスを知る接点になる可能性があるということです。
ただし、すべての検索がAIによる情報収集に置き換わるわけではありません。検索結果から直接Webサイトへアクセスする行動も引き続き重要であり、企業には従来の検索とAI検索の両方を意識した情報発信が求められます。
検索順位だけでは企業との接点を評価しにくくなっている
従来のSEOでは、検索順位や検索結果での表示回数、クリック数、自然検索流入などを中心に成果を評価してきました。
しかしAI検索では、ユーザーがAIの回答から企業名や商品名を知り、その場ではWebサイトにアクセスせず、後から指名検索や直接訪問を行うことも考えられます。
そのため、検索順位や自然検索流入だけでは、AI検索を通じた企業との接点を十分に把握できない場合があります。
企業が今後確認すべきなのは、例えば次のような点です。
- ・自社に関連する質問に対して、AIの回答で企業名やサービス名が紹介されているか
- ・AIの回答から自社Webサイトが参照・リンクされているか
- ・AI検索を経由したWebサイトへの訪問が発生しているか
- ・指名検索や問い合わせなど、事業成果につながる変化があるか
ただし、AIの回答内容は質問の仕方や利用環境などによって変わるため、特定の質問で一度紹介されたことだけを成果と判断するのは適切ではありません。
AIO対策で重要なのは、AIへの掲載や引用を増やすことだけではなく、そこで生まれた認知や関心を、Webサイトへの訪問、問い合わせ、購入などにつなげることです。
SEOによる検索流入の獲得と、AI検索における新たな接点づくりを組み合わせることで、企業はユーザーとの接点をより幅広く設計できるようになります。
AIO対策とSEOの違い|SEOは不要になるのか
AIO対策が注目されるようになっても、従来のSEOが不要になるわけではありません。
SEOは検索エンジンを通じて自社の情報を見つけてもらうための最適化であり、AIOはAI検索や生成AIの回答を通じて、自社の情報が適切に理解・参照されることも視野に入れた取り組みです。
両者は対象とする情報接点や成果の捉え方に違いがありますが、コンテンツの品質や独自性、Webサイトの技術的な整備など、多くの基本施策は共通しています。
Googleでは生成AI検索にもSEOの基本がそのまま適用される
Googleは公式ガイドで、AI OverviewsやAI Modeなどの生成AI検索機能においても、従来のSEOのベストプラクティスが引き続き有効であると説明しています。
GoogleのAI検索機能は、既存の検索ランキングや品質評価の仕組みを基盤としているためです。
例えば、次のようなSEOの基本施策は、AI検索への対応においても重要です。
- ・検索エンジンがWebページをクロールできる状態にする
- ・重要なページが適切にインデックス登録されるようにする
- ・ユーザーの検索意図に沿った有益なコンテンツを提供する
- ・独自の情報や専門的な知見をわかりやすく掲載する
- ・内部リンクを整理し、関連情報へアクセスしやすくする
- ・ユーザーが快適に利用できるWebサイトを構築する
また、GoogleはAI OverviewsやAI Modeに表示されるために、特別な構造化データやAI専用ファイルなどを追加する必要はないと明示しています。
GoogleのAI検索に対応するうえで、まず優先すべきなのは、SEOの基本を適切に実施し、ユーザーにとって価値のある情報を提供することです。
※参考:Google検索セントラル「Google検索の生成AI機能向けにウェブサイトを最適化する」
AIOとSEOでは成果を見る場所・指標が異なる
AIOとSEOは共通する施策が多い一方、最適化の対象範囲や成果を評価する視点には違いがあります。
以下は、本記事における広義のAIOと、従来のSEOの比較です。
| 比較項目 | SEO | AIO対策 |
|---|---|---|
| 主な対象 | Googleなどの検索エンジン | AI Overviews、AI Mode、ChatGPTなどのAI検索・生成AI |
| 主な目的 | 検索結果での露出を高め、Webサイトへの流入や成果につなげる | AIの回答で情報が適切に理解・参照される機会を広げ、認知や事業成果につなげる |
| 主な施策 | コンテンツ最適化、技術的SEO、内部リンク整備など | SEOの基本施策に加え、独自情報の充実、企業情報の整合性確認、AI検索での参照状況の検証など |
| 主な評価指標 | 検索順位、表示回数、クリック数、自然検索流入、CVなど | AI検索での露出・参照状況、ブランド言及、AI経由の流入、CVなど |
| 最終的な成果 | 問い合わせ、購入、売上など | 問い合わせ、購入、売上など |
なお、これは両者の役割を理解するための比較であり、SEOとAIOが完全に分離した施策という意味ではありません。
特にGoogleのAI検索機能は通常の検索と密接に関係しており、同じコンテンツ改善がSEOとAIOの両方に役立つ場合があります。
また、AI検索でのブランド言及や参照状況は、サービスや計測方法によって確認できる範囲が異なります。従来の検索順位と同じように評価できるとは限らない点にも注意が必要です。
SEOに加えて考えるべきAI検索時代の視点
AIO対策ではSEOの基本を継続しながら、ユーザーがAIを通じて情報を探す場面も想定することが重要です。
例えば、従来のSEOでは「マーケティングコンサルティング」という検索キーワードへの対応を考える一方、AI検索では「社内にマーケティング責任者がいない中小企業は、どのような支援を受けるべきか」といった具体的な質問が行われる場合もあります。
こうした質問に対応するには、単にサービス名や特徴を掲載するだけでなく、どのような企業の、どのような課題を、どのような方法で解決できるのかを明確にすることが重要です。
また、他社サイトでも確認できる一般的な説明だけでなく、自社の支援事例や実績、独自の調査データ、専門家の知見などを充実させることで、情報の独自性や有用性を高められます。
ただし、これはAI検索だけに有効な特別な施策ではなく、従来のSEOでも重視されてきた考え方です。
AIO対策で新たに意識したいのは、これらの情報がAI検索上でどのように扱われているかを確認し、改善につなげることです。
例えば、AIの回答で自社がどのように紹介されているか、参照先として自社ページが表示されているか、そこからWebサイトへの訪問や問い合わせが発生しているかなどを確認します。
SEOで検索からの接点をつくり、AIOの視点でAI検索における接点も捉えながら、最終的な事業成果につなげていくことが重要です。
AIO・LLMO・GEO・AEO・AI Overviews対策の違い
AI検索への最適化を調べると、AIOのほかに「LLMO」「GEO」「AEO」など、似た意味の用語が登場します。
これらは、いずれもAIや検索サービスを通じて情報を見つけてもらうための最適化に関係していますが、重視する対象や考え方には違いがあります。
ただし、各用語の定義は業界全体で統一されておらず、施策の内容も重複する部分が多いため、完全に独立した対策として考える必要はありません。
各用語に統一された定義はない
AIO・LLMO・GEO・AEOは、AI検索の普及に伴って使われるようになった用語ですが、企業や専門家によって意味や対象範囲が異なる場合があります。
例えば、AIOをAI検索全般への最適化とする考え方がある一方、GEOを生成AI検索全般の最適化を指す言葉として使うケースもあります。
また、Googleは公式ガイドで、AEO(回答エンジン最適化)とGEO(生成エンジン最適化)を、AI検索での視認性向上に関する用語として紹介しています。
そのうえで、Google検索の生成AI機能への最適化も、基本的にはSEOの一部であると説明しています。
つまり、名称の違いにとらわれるよりも、どの検索サービスで、どのような情報接点を増やしたいのかを明確にすることが重要です。
実務では「何を最適化するか」で整理すると分かりやすい
それぞれの用語は、一般的な使われ方をもとに、次のように整理できます。
| 用語 | 主な意味 | 重視する対象・考え方 |
|---|---|---|
| AIO | AI Optimization(AI最適化) | 本記事では、AI検索や生成AI全般で自社情報が適切に理解・参照されるための最適化を指す |
| LLMO | Large Language Model Optimization(大規模言語モデル最適化) | ChatGPTなどの大規模言語モデルによる回答で、自社情報が適切に扱われることを重視する |
| GEO | Generative Engine Optimization(生成エンジン最適化) | 生成AIを活用した検索・回答サービスでの露出や参照を重視する |
| AEO | Answer Engine Optimization(回答エンジン最適化) | 検索サービスなどが提示する回答で、自社情報が参照・活用されることを重視する |
| AI Overviews対策 | GoogleのAIによる概要への対応 | Google検索結果に表示されるAI Overviewsでの情報の露出や参照を重視する |
※上記は一般的な用語の使われ方をもとにした整理であり、各社が公式に統一した定義ではありません。
これらの対策では、ユーザーの疑問に答えるコンテンツの作成、独自情報の充実、Webサイトの技術的な整備など、共通する取り組みが多くあります。
例えば、自社の支援事例を詳しく掲載したり、サービスの対象顧客や提供価値を明確にしたりすることは、SEOだけでなく、AIO・LLMO・GEO・AEOの観点でも検討できる施策です。
一方、GoogleのAI OverviewsとChatGPTでは情報を取得・参照する仕組みに違いがあるため、対象サービスに応じた技術的な確認や効果測定も必要になります。
企業がAIO対策に取り組む際は、用語ごとに別々の施策を増やすのではなく、SEOを土台に、自社が重視するAI検索サービスや事業目標に合わせて必要な対策を選ぶことが大切です。
※参考:Google検索セントラル「Google検索の生成AI機能向けにウェブサイトを最適化する」
AIO対策で企業が取り組むべき7つの施策
AIO対策では、AIに引用されるための特殊なテクニックを探すよりも、Webサイトの技術的な整備、コンテンツの品質向上、独自情報の充実を優先することが重要です。
Googleは公式ガイドで、生成AI検索においてもSEOの基本が引き続き有効であり、特別なAI専用の最適化は必要ないと説明しています。
一方、ChatGPTなどGoogle以外のAI検索サービスでは、クロールの仕組みや情報の参照条件が異なるため、それぞれの特性も考慮する必要があります。
企業がAIO対策に取り組む際は、次の7つの施策を基本として考えるとよいでしょう。
- 1. 検索・AIがアクセスできる技術基盤を整える
- 2. ユーザーの疑問に明確に答えるコンテンツを作る
- 3. 自社だから出せる一次情報・経験・データを増やす
- 4. 企業・著者・商品・サービス情報を明確にする
- 5. サイト構造と内部リンクを整理する
- 6. 構造化データをSEOの基本として適切に実装する
- 7. 情報を更新し、AI検索での露出からCVまで継続的に検証する
なお、これらはすべてがAI検索固有の施策というわけではありません。従来のSEOと共通する取り組みを中心に、AI検索での情報の扱われ方も考慮して整理したものです。
1.検索・AIがアクセスできる技術基盤を整える
AIO対策の最初のステップは、検索エンジンやAI検索サービスが自社のWebサイトにアクセスできる状態を整えることです。
どれだけ有益なコンテンツを公開していても、検索サービスがページの内容を取得できなければ、その情報が検索結果やAIの回答で利用される機会は限られます。
GoogleのAI OverviewsやAI Modeでページが参照リンクとして表示されるには、原則としてGoogle検索にインデックス登録され、スニペット表示の対象となることが必要です。
まずは、以下の項目を確認しましょう。
- ・重要なページがGoogleにインデックス登録されているか
- ・robots.txtやnoindexの設定によって、意図せずアクセスやインデックス登録を制限していないか
- ・サーバーやCDNの設定で検索エンジンのクロールを妨げていないか
- ・重要な情報が検索エンジンに認識可能なテキストとして掲載されているか
- ・サイト内のリンクから重要なページへアクセスできるか
また、ChatGPT検索への対応では、OpenAIが提供するWeb検索用クローラー「OAI-SearchBot」の扱いも確認する必要があります。
OpenAIは公式ヘルプで、ChatGPT検索の要約やスニペットにサイトのコンテンツが含まれるようにするには、OAI-SearchBotをブロックしないことを案内しています。
ただし、クローラーのアクセスを許可すれば、必ずAI検索で紹介されるわけではありません。
技術的な設定は、あくまで情報が取得・参照されるための前提条件です。
※参考:
Google検索セントラル「AI機能とウェブサイト」
OpenAI「パブリッシャーと開発者 – FAQ」
2.ユーザーの疑問に明確に答えるコンテンツを作る
AIO対策では、ユーザーが知りたい情報を、わかりやすく正確に伝えるコンテンツづくりが重要です。
AI検索では、短い検索キーワードだけでなく、具体的な状況や課題を含んだ文章で質問される場合があります。
例えば、「SEO対策」というキーワードだけでなく、「中小企業が限られた予算でSEO対策を始める場合、何から取り組むべきか」といった質問です。
このような情報ニーズに対応するには、キーワードを繰り返し使用するのではなく、読者の疑問に対して、結論・理由・具体例をわかりやすく提示することが大切です。
具体的には、次のような改善が考えられます。
- ・見出しと本文の内容を一致させる
- ・重要な質問には、冒頭で簡潔に回答する
- ・抽象的な説明だけでなく、具体例や判断基準を示す
- ・比較が必要な内容は、表などを使って整理する
- ・専門用語には必要に応じて説明を加える
- ・読者の疑問に答えていない情報や不要な重複を減らす
例えば、マーケティングコンサルティングのサービスページであれば、支援内容を列挙するだけでなく、「どのような課題を持つ企業に適しているのか」「何を依頼できるのか」「どのような手順で支援が進むのか」まで説明すると、ユーザーにとって判断しやすい情報になります。
ただし、文章を短く区切ったり、質問形式の見出しを大量に作ったりするだけで、AI検索に引用されやすくなると保証されているわけではありません。
AIに読み取らせるための文章ではなく、まず人間の読者が理解しやすく、疑問を解決できるコンテンツを目指すことが基本です。
3.自社だから出せる一次情報・経験・データを増やす
AIO対策で特に重視したいのが、他社サイトにはない独自情報の充実です。
Googleは生成AI検索向けの公式ガイドで、一般的な情報をまとめ直しただけではない、独自性のある価値の高いコンテンツを提供することの重要性を説明しています。
生成AIによって一般的な解説文を作成しやすくなったからこそ、企業自身が持つ経験や知見、調査結果などが、コンテンツの価値を高める要素になります。
例えば、次のような情報が考えられます。
- ・自社で実施した調査やアンケートの結果
- ・顧客への支援事例や具体的な改善プロセス
- ・施策前後の数値や成果の変化
- ・実務を通じて得られた成功・失敗の知見
- ・専門家による分析や独自の考察
- ・自社の商品・サービスに関する詳細な情報
例えば、「LPのCVRを改善する方法」を説明する場合、一般的な改善項目を紹介するだけでなく、実際にどのような課題を発見し、何を変更し、どのような結果につながったのかを示すことで、内容の具体性が高まります。
また、成果数値を掲載する際は、対象期間や比較条件なども可能な範囲で明示することが大切です。
こうした情報はAI検索への対応だけでなく、読者が企業の専門性やサービスの信頼性を判断する際にも役立ちます。
他社の記事を参考に情報量を増やすだけでなく、自社にしか提供できない情報を加えることが重要です。
ただし、独自情報を掲載したからといって、AI検索での引用が保証されるわけではありません。読者にとっての有用性を高める施策として取り組むことが基本です。
4.企業・著者・商品・サービス情報を明確にする
AI検索への対応では、自社がどのような企業で、誰に何を提供しているのかを明確にすることも重要です。
例えば、企業名やサービス名は掲載されていても、対象顧客や提供価値、他社との違いが曖昧な場合、読者はその企業が自分の課題に適しているか判断しにくくなります。
そのため、企業やサービスに関する基本情報を整理し、Webサイト内で一貫した説明を行うことが望まれます。
具体的には、次のような項目です。
- ・会社名、所在地、事業内容などの基本情報
- ・商品・サービスの特徴や対象となる顧客
- ・提供できる価値や他社との違い
- ・事業実績や顧客への支援事例
- ・記事の執筆者・監修者の専門性や経歴
- ・自社サイトと外部に公開している公式情報の整合性
例えば、企業サイトのトップページでは「マーケティング支援」と説明し、サービスページでは「広告運用のみ」と記載するなど、情報に食い違いがある場合は整理が必要です。
また、Googleビジネスプロフィールや各種公式アカウントなどを運用している場合も、企業情報が古くなっていないか確認しましょう。
これらは、AIによる企業情報の理解を直接保証する施策ではありませんが、読者や検索サービスが企業・商品・サービスについて正確な情報を確認できる環境づくりにつながります。
5.サイト構造と内部リンクを整理する
Webサイト内の情報を適切に整理することも、AIO対策の基盤となります。
Googleは公式情報で、重要なコンテンツがサイト内のリンクから見つけやすい状態になっていることを、AI検索においても有効なSEOの基本施策として挙げています。
例えば、マーケティング支援会社のWebサイトであれば、「マーケティング戦略」「SEO」「Webサイト改善」「広告運用」などの情報を、それぞれ独立したページで解説するだけでなく、関連する内容を内部リンクでつなぐことが考えられます。
特に、次のような点を確認するとよいでしょう。
- ・重要なサービスページにサイト内からアクセスできるか
- ・関連するコラム記事同士が適切につながっているか
- ・記事から関連サービスページへの導線が用意されているか
- ・リンク先の内容がアンカーテキストから理解できるか
- ・同じ内容のページが不必要に重複していないか
例えば、「AIO対策とは」という記事から、「SEO対策」「GEO対策」「AEO対策」などの関連解説記事へリンクすることで、読者は必要な情報を段階的に調べられます。
また、AIO対策の導入を検討している読者に対して、関連サービスページへの導線を設けることも有効です。
ただし、内部リンクを大量に設置すればAIからの引用が増えるというものではありません。
読者が関連情報を探しやすく、検索エンジンが重要なページを発見しやすいサイト構造を整えることが目的です。
6.必要に応じて構造化データを適切に実装する
構造化データとは、Webページに掲載されている情報の意味や種類を、検索エンジンに伝えるための標準化された記述形式です。
例えば、記事、企業情報、商品、パンくずリストなどについて、Googleが対応する構造化データを適切に設定することで、ページの内容を理解するための補助情報を提供できます。
ただし、GoogleのAI OverviewsやAI Modeに表示されるために、AI専用の構造化データを実装する必要はありません。
Googleは、生成AI検索への掲載に特別なschema.orgの構造化データは不要であると明示しています。
そのため、構造化データを実装する場合は、従来のSEOと同様に、ページの内容やGoogleの対応状況に合わせて適切に設定することが基本です。
確認すべきポイントは以下のとおりです。
- ・ページの種類に合った構造化データを使用しているか
- ・構造化データの内容が、実際にページ上で確認できる情報と一致しているか
- ・古い情報や誤った情報が含まれていないか
- ・Googleのガイドラインに沿って実装されているか
- ・必要に応じてリッチリザルトテストなどで検証しているか
なお、構造化データを正しく実装した場合でも、検索結果での特別な表示やAI検索での参照が保証されるわけではありません。
構造化データはAIO対策の裏技として捉えるのではなく、検索エンジンに情報を適切に伝えるためのSEOの基本施策の一つとして位置づけましょう。
※参考:
Google検索セントラル「構造化データの仕組みについて」
7.情報を更新し、AI検索での露出からCVまで継続的に検証する
AIO対策は、コンテンツの作成やWebサイトの改善を実施して終わりではありません。
商品・サービス情報や市場環境が変化するなかで、Webサイトに掲載している内容が正確であるかを定期的に確認する必要があります。
特に、料金、サービス内容、提供条件、実績数値など、変更される可能性のある情報は、実際の状況と食い違いが生じないようにしましょう。
また、AIO対策では、改善後にAI検索での情報の扱われ方を確認することも重要です。
例えば、次のような項目を定期的に確認します。
- ・AI検索で自社名やサービス名が紹介されているか
- ・自社Webサイトのページが参照・リンクされているか
- ・AI検索経由のサイト訪問が発生しているか
- ・自然検索流入や指名検索に変化があるか
- ・問い合わせや購入などのCVにつながっているか
ただし、AI検索では同じ質問でも回答内容が変わることがあるため、一度の確認結果だけで施策の成否を判断することは適切ではありません。
対象となる質問や確認条件をできるだけ統一し、一定期間の変化を追うことが大切です。
さらに、AI検索での露出や参照が増えた場合でも、それだけでマーケティング上の成果が出たとは限りません。
AI検索への露出を認知の接点として捉え、Webサイトへの訪問、問い合わせ、商談、購入などの事業成果まで確認することが重要です。
AIO対策を継続的な改善活動として位置づけることで、単なるAI検索への対応にとどまらず、Webサイト全体の情報価値や集客力を高める取り組みにつなげられます。
AIO対策で「やらなくてよいこと」と誤解されやすい施策
AIO対策に関する情報には、AIに引用されやすくするためのさまざまな手法が紹介されています。しかし、そのすべてに十分な根拠があるわけではありません。
Googleは公式ガイドで、生成AI検索への対応において特別な最適化は必要なく、従来のSEOの基本を重視すべきだと説明しています。
そのため、AIO対策では、新しい手法を次々と導入するよりも、実施する必要性や期待できる効果を見極めることが重要です。
ここでは、AIO対策として誤解されやすい6つの施策について、Google公式情報をもとに整理します。
llms.txtを設置すればGoogleのAI検索に強くなる
llms.txtとは、Webサイトの情報を大規模言語モデルなどに伝えることを目的として提案されているテキストファイルです。
AI検索への対応方法として紹介されることがありますが、Googleは、llms.txtをGoogle検索のために設置する必要はないと明示しています。
2026年6月には、Google公式ドキュメントで、llms.txtはGoogle検索で使用されず、設置しても検索結果での表示やランキングにプラス・マイナスの影響を与えないことが明確化されました。
ただし、llms.txtを利用するほかのサービスやシステムのために設置・管理することまで否定されているわけではありません。
したがって、GoogleのAI OverviewsやAI Modeへの対応を目的とする場合、llms.txtの設置を優先する必要はありません。
コンテンツを細かくチャンク化すれば引用される
チャンク化とは、文章や情報を小さな単位に分割することです。
AIO対策では、AIが情報を理解しやすくなるように、文章を短く区切ったり、見出しごとに独立した回答を設けたりする手法が紹介されることがあります。
しかし、Googleは公式ガイドで、生成AI検索のためにコンテンツを細かく分割する必要はないと説明しています。
Googleのシステムは、1つのページに複数のトピックが含まれていても、その内容を理解し、関連する部分を検索結果に提示できるためです。
もちろん、見出しや段落を適切に整理することは、読者にとっての読みやすさを高めるうえで有効です。
重要なのは、AIに引用されることを目的として機械的に文章を細分化するのではなく、内容や読者の理解しやすさに応じて構成を決めることです。
AI向けの特殊な文章に全面的に書き換える必要がある
AIに情報を理解してもらうためには、すべての文章を特定の形式に書き換える必要があると考えられることもあります。
例えば、すべての見出しを質問形式にする、特定のキーワードを繰り返す、結論だけを短文で大量に並べるといった方法です。
しかし、Googleは生成AI検索のためだけに、特別な文章形式へ書き換える必要はないと説明しています。
Googleのシステムは、完全に一致するキーワードが使われていなくても、言葉の意味や関連性を理解できるためです。
また、質問の細かな違いに合わせて類似ページを大量に作成することは、場合によってはGoogleのスパムポリシーに抵触する可能性もあります。
AIO対策では、AI向けの特殊な文章を作るのではなく、ユーザーの疑問に正確に答え、独自性のある有益な情報を提供することが重要です。
特殊な構造化データを入れればAIに引用される
構造化データは、Webページの情報を検索エンジンへ伝えるために役立つ仕組みですが、AI検索への引用を保証するものではありません。
Googleは、AI OverviewsやAI Modeに表示されるための特別なschema.orgの構造化データは必要ないと明示しています。
そのため、AI検索への掲載を目的として、独自のマークアップや特殊な構造化データを追加することを優先する必要はありません。
一方、Googleがサポートする構造化データを適切に実装することは、通常のSEOにおいて引き続き有用です。
例えば、記事や商品、企業情報、パンくずリストなど、ページの内容に対応した構造化データを正しく設定することで、Google検索の対応する機能に情報を伝えられます。
構造化データは、AIに引用されるための特別な対策ではなく、SEOの基本施策の一つとして適切に活用することが大切です。
FAQを大量に作ればAIO対策になる
ユーザーの疑問に答えるFAQコンテンツは、情報をわかりやすく整理する方法の一つです。
しかし、FAQを大量に作成すれば、AI検索での引用が増えるというわけではありません。
特に、検索されそうな質問を機械的に増やし、内容がほとんど同じ回答を繰り返すような方法は、ユーザーにとって十分な価値を提供できない可能性があります。
また、Googleは2026年5月に、検索結果におけるFAQリッチリザルトの表示を終了しました。
そのため、FAQPageの構造化データを実装することで、従来のFAQリッチリザルトによる表示機会を獲得することもできなくなっています。
ただし、FAQコンテンツそのものが不要になったわけではありません。
ユーザーが実際に疑問を持ちやすい内容について、簡潔で正確な回答を掲載することは、引き続き有益です。
FAQはAIO対策のために数を増やすのではなく、読者の疑問を解消するために必要なものを設けましょう。
外部サイトに大量のサイテーションを作ればよい
サイテーションとは、外部のWebサイトなどで、企業名やブランド名、商品・サービス名が言及されることです。
AI検索への対策として、外部サイトでの言及を増やすことが推奨される場合があります。
しかし、Googleは公式ガイドで、生成AI検索への露出を目的とした不自然な言及の獲得を推奨していません。
例えば、自社とは関係の薄いサイトに企業名を大量に掲載したり、実態を伴わない評価や紹介記事を増やしたりする方法は、優先すべき施策とはいえません。
一方、実際の取引先による紹介、専門メディアでの取材、ユーザーによる自然な口コミなどは、企業の認知や信頼形成につながる可能性があります。
ただし、こうした自然な言及についても、増加すれば必ずAI検索での引用が増えると保証されているわけではありません。
外部からの言及は、AI検索を操作するために増やすのではなく、商品・サービスの価値を高め、正当な評価や認知を積み重ねることを基本としましょう。
以上のように、AIO対策では、必ずしも必要ではない手法や、効果が十分に確認されていない施策も存在します。
限られた予算やリソースのなかで成果を目指すには、新しい施策を導入すること自体を目的にせず、SEOの基本、コンテンツの品質、独自情報の充実を優先することが重要です。
※参考:
Google検索セントラル「Google検索の生成AI機能向けにウェブサイトを最適化する」
Google検索セントラル「ドキュメントの更新履歴」
AIO対策の進め方|5ステップ
AIO対策を進める際は、思いついた施策から着手するのではなく、目的の設定から効果検証までを計画的に進めることが重要です。
特に企業のマーケティングでは、AI検索での露出を増やすことだけを目標にすると、問い合わせや売上などの事業成果につながらない可能性があります。
そのため、「誰に、どのような質問で自社を見つけてもらい、最終的にどのような行動につなげたいのか」から逆算して対策を進めることが大切です。
AIO対策は、次の5つのステップで進めるとよいでしょう。
- AIで見つけてもらいたい質問・検索意図を決める
- 現在のAI露出・引用状況を記録する
- SEO・クロール・コンテンツの土台を確認する
- 優先ページからコンテンツと情報設計を改善する
- AI露出・流入・CVを測定し改善する
1.AIで見つけてもらいたい質問・検索意図を決める
最初に、どのようなユーザーに、どのような質問を通じて自社を知ってもらいたいのかを明確にします。
従来のSEOでは検索キーワードを中心に対策を設計することが一般的ですが、AI検索では、ユーザーが自身の状況や課題を具体的な文章で質問するケースもあります。
例えば、マーケティング支援会社であれば、次のような質問が考えられます。
- ・社内にマーケティング責任者がいない場合、どのような支援を受けるべきか
- ・SEOと広告を別々の会社に依頼しているが、成果を改善するにはどうすればよいか
- ・中小企業のマーケティング戦略から実行まで支援できる会社はどこか
こうした質問を洗い出す際は、既存の検索キーワードだけでなく、営業現場でよく受ける質問や、顧客が問い合わせ前に抱えている課題なども参考になります。
ただし、質問を大量に収集することが目的ではありません。
自社の強みや提供価値と関連性が高く、問い合わせや購入につながる可能性のある質問を優先することが重要です。
2.現在のAI露出・引用状況を記録する
次に、設定した質問に対して、現在どのようなAI回答が表示されているのかを確認します。
例えば、GoogleのAI OverviewsやAI Mode、ChatGPTなどで対象の質問を入力し、自社や競合企業がどのように紹介されているかを調べます。
確認する項目としては、次のようなものが挙げられます。
- ・自社名やサービス名が回答に登場するか
- ・自社Webサイトが参照元としてリンクされているか
- ・どのような特徴や強みが紹介されているか
- ・競合企業はどのような情報で紹介されているか
- ・自社に関する説明に誤りや不足がないか
記録する際は、質問文、確認日、利用したAIサービス、回答内容、参照URLなどを残しておくと、その後の変化を比較しやすくなります。
ただし、AIの回答は利用環境や質問の仕方などによって変動します。
そのため、一度の確認で自社が紹介されなかったからといって、AI検索全体で認識されていないと判断することはできません。
この段階では掲載の有無だけで評価せず、現在の状況を把握し、改善前の基準をつくることが目的です。
3.SEO・クロール・コンテンツの土台を確認する
AI検索での現状を把握したら、自社Webサイトに改善すべき問題がないかを確認します。
GoogleのAI検索機能では、従来のSEOの基本が引き続き重要です。そのため、AIO対策に取り組む場合も、まずはSEOの土台を確認することが合理的です。
具体的には、次のような項目を確認します。
- ・重要なページが検索エンジンにインデックス登録されているか
- ・検索エンジンや対象AI検索サービスのクローラーがアクセスできるか
- ・ユーザーの検索意図に対応するコンテンツが存在するか
- ・サービスの特徴や対象顧客が明確に説明されているか
- ・自社独自の情報や具体的な事例が掲載されているか
- ・関連ページへの内部リンクが適切に整備されているか
例えば、AI検索で紹介されたいサービスについて、Webサイト内に十分な説明が存在しない場合は、特殊なAIO施策を検討する前に、サービスページの情報を充実させることが優先されます。
また、技術的な問題によって検索エンジンが重要なページへアクセスできない場合は、コンテンツの追加よりも先に、その問題を解消する必要があります。
現状の課題が技術面にあるのか、コンテンツ面にあるのかを整理し、改善の優先順位を判断しましょう。
4.優先ページからコンテンツと情報設計を改善する
現状の課題を整理したら、優先順位の高いページから改善を進めます。
特に、改善するページの優先順位は、AI検索での露出状況だけで判断するのではなく、事業への貢献度も踏まえて決定することが重要です。
例えば、主力サービスの問い合わせにつながるページで情報が不足している場合は、アクセス数の多い一般的なコラム記事よりも優先して改善する価値があります。
「AI検索で見つけてもらう必要性」「現在の改善余地」「問い合わせ・売上への貢献度」の3つを軸に、優先順位を判断するとよいでしょう。
例えば、BtoB企業であれば、主力サービスページや問い合わせにつながりやすい比較・検討段階の記事などが候補になります。
具体的な改善内容としては、次のような取り組みが考えられます。
- ・ユーザーの疑問に対する回答が不足している箇所を追加する
- ・サービスの対象顧客や提供価値を明確にする
- ・自社独自の事例や実績、専門的な知見を充実させる
- ・重要な情報を見出しや表でわかりやすく整理する
- ・関連する記事やサービスページへの内部リンクを整備する
- ・古い情報や内容に矛盾がある箇所を修正する
例えば、「マーケティング戦略の支援」を紹介するページであれば、支援メニューを列挙するだけでなく、対象となる企業の課題、支援の進め方、期待できる成果、実際の取り組み事例などを説明することで、情報の有用性を高められます。
また、ページの改善後は、何を変更したのかを記録しておくことも大切です。
改善内容と実施日を残しておくことで、後からAI検索での露出やWebサイトの成果に変化があった際に、施策との関連性を検討しやすくなります。
ただし、コンテンツを改善したことによって、AI検索での紹介や引用が必ず増えるわけではありません。
AIへの引用だけを狙うのではなく、ユーザーが自社の商品・サービスを正しく理解し、比較・検討しやすくなる改善を優先しましょう。
5.AI露出・流入・CVを測定し改善する
AIO対策を実施した後は、AI検索での露出状況と、その後の事業成果を継続的に確認します。
Googleでは、2026年にSearch Consoleへ生成AIパフォーマンスレポートが追加され、AI OverviewsやAI Modeなど、生成AI検索機能におけるサイトの表示状況を確認できるようになりました。
また、AI検索サービスから自社Webサイトへの流入については、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを活用して確認する方法もあります。
効果測定では、次のように指標を段階的に整理するとよいでしょう。
| 評価段階 | 確認する主な指標 |
|---|---|
| AI検索での露出 | 生成AI検索での表示回数、ブランド言及、参照URLなど |
| Webサイトへの流入 | AI検索経由の訪問、自然検索流入、指名検索の変化など |
| 事業成果 | 問い合わせ数、資料請求数、商談数、購入数、売上など |
ただし、AI検索での露出と問い合わせの増加が同時に発生した場合でも、必ずしも両者に直接的な因果関係があるとは限りません。
広告やSNS、その他のマーケティング施策の影響も考慮しながら、一定期間の変化を評価することが大切です。
また、AI検索サービスによって取得できるデータは異なるため、直接計測できる指標と、定点観測によって把握する参考指標を分けて管理しましょう。
AIO対策では、AI検索での露出を最終目標にするのではなく、認知からWebサイトへの訪問、問い合わせ・購入までを一連の流れとして捉えることが重要です。
この5つのステップを継続することで、AIO対策を一時的な施策ではなく、SEOやWebサイト改善と連動したマーケティング活動として進めやすくなります。
※参考:
Google検索セントラル「Google検索の生成AI機能向けにウェブサイトを最適化する」
Google検索セントラル「Search Consoleに検索の生成AIパフォーマンスレポートを導入」
AIO対策の効果測定|見るべきKPI
AIO対策の効果を正しく評価するには、AI検索で自社情報が表示されたかどうかだけでなく、その後のWebサイトへの流入や問い合わせなども確認する必要があります。
従来のSEOでは、検索順位や表示回数、クリック数などが主な評価指標でした。一方、AIO対策では、AIの回答内で自社が紹介されたり、情報が参照されたりすることも評価対象になります。
ただし、AI検索サービスによって取得できるデータは異なり、すべての表示やブランド言及を正確に把握できるわけではありません。
AIO対策では、直接計測できる指標と、定点観測によって把握する参考指標を区別し、最終的な事業成果まで評価することが重要です。
Google AI検索の表示はSearch Consoleで確認する
Googleは2026年6月、Search Consoleに生成AIパフォーマンスレポートを追加しました。2026年8月31日には、世界中のすべてのWebサイトを対象に提供を開始したと発表しています。
このレポートでは、GoogleのAI Overviews(AIによる概要)やAI Mode(AIモード)など、生成AI検索機能における自社サイトの表示状況を確認できます。
主に確認できる情報は、次のとおりです。
- ・表示回数:生成AI検索機能で自社サイトのURLが表示された回数
- ・ページ:生成AI検索機能に表示されたURL
- ・国:国別の表示状況
- ・デバイス:デバイス別の表示状況(検索結果のレポート)
- ・日付:時間別・日別・週別・月別の推移
これにより、従来の自然検索全体の実績に加えて、生成AI検索機能でどのページが露出しているのかを把握しやすくなりました。
例えば、AIO対策としてコンテンツを改善したページについて、生成AI検索での表示回数がどのように変化したかを確認できます。
ただし、表示回数は、AIが自社名を推奨した回数や、ユーザーが自社サービスを認知した人数を表すものではありません。
生成AI検索機能でのURLの表示状況を示す指標であり、AI回答内でのブランド言及や、回答内容の正確性を直接評価できるわけではない点に注意しましょう。
また、AI検索からのクリックや問い合わせについては、従来のSearch Consoleの検索パフォーマンスレポートやGoogleアナリティクスなども組み合わせ、総合的に確認する必要があります。
※参考:Google検索セントラル「Search Console に検索の生成 AI のパフォーマンス レポートを導入」
ChatGPT検索からの流入はGA4などで確認する
ChatGPT検索から自社Webサイトへの流入については、Googleアナリティクス4(GA4)などのアクセス解析ツールを活用して確認できます。
OpenAIは公式ヘルプで、ChatGPT検索の参照リンクには「utm_source=chatgpt.com」というパラメータが自動的に付与されることを案内しています。
そのため、GA4などで流入元やキャンペーン情報を確認することで、ChatGPT検索を経由したWebサイトへの訪問を把握できます。
実務では、次のような項目を確認するとよいでしょう。
- ・ChatGPTからのセッション数
- ・ChatGPT経由で訪問されたランディングページ
- ・訪問後のエンゲージメント状況
- ・問い合わせや資料請求などのCV数
- ・CVにつながったページや導線
例えば、サービスに関連する記事へのChatGPT経由の訪問が増えている場合、その記事からサービスページへの遷移や問い合わせにつながっているかを確認することで、改善の方向性を検討できます。
なお、アクセス解析ツールの設定や利用環境によって、参照元やキャンペーン情報を取得できない場合もあります。また、AIの回答を見たユーザーが後から直接訪問した場合などは、AI検索をきっかけとした行動であることを特定できない可能性があります。
AI検索からの流入数だけでなく、訪問したユーザーがどのような行動を取ったのかまで確認することが重要です。
AI上でのブランド言及・引用を定点観測する
Googleの生成AI検索機能での表示回数や、ChatGPTからの流入数だけでは、自社がAIの回答内でどのように紹介されているかを十分に把握できません。
そのため、AIO対策では、対象となる質問を設定し、AIの回答内容を定期的に確認する方法も有効です。
例えば、次のような項目を記録します。
- ・自社名やブランド名が回答内で言及されているか
- ・自社の商品・サービスが選択肢として紹介されているか
- ・自社WebサイトのURLが参照元として表示されているか
- ・紹介されている内容が正確か
- ・競合企業がどのような質問で紹介されているか
特に重要なのは、単に自社名が登場するかどうかだけでなく、自社の強みやサービス内容が正しく伝わっているかを確認することです。
例えば、実際にはマーケティング戦略から実行まで対応している企業が、AIの回答では「広告運用会社」としてのみ紹介されている場合、Webサイト上の情報が十分に伝わっていない可能性も考えられます。
ただし、AIの回答は質問の表現や利用環境、回答時点などによって変動します。そのため、1回の確認結果をもとに、AI検索全体での評価や掲載順位を断定することはできません。
定点観測を行う場合は、質問文、対象サービス、確認日、回答内容などを記録し、一定期間の傾向を確認しましょう。
なお、こうした定点観測によるブランド言及率や参照率は、あらかじめ設定した質問群における参考指標です。AI検索全体での言及率や引用率を示すものではありません。
最終的には問い合わせ・商談・売上まで確認する
AIO対策の最終的な成果を評価する際は、AI検索での表示回数やブランド言及だけでなく、問い合わせや売上などの事業成果まで確認することが重要です。
例えば、AI検索で自社サービスが紹介される機会が増えても、問い合わせや購入につながらなければ、マーケティング上の成果としては十分とはいえません。
そのため、AIO対策のKPIは、次の3段階に分けて設計するとよいでしょう。
| 評価段階 | 主なKPI | 確認方法 |
|---|---|---|
| ① AI検索での露出 | 生成AI検索での表示回数、ブランド言及、参照URL | Search Console、AI回答の定点観測 |
| ② 認知・Webサイトへの流入 | AI経由の訪問数、指名検索数、関連ページへの流入 | GA4、Search Console |
| ③ 事業成果 | 問い合わせ数、資料請求数、商談数、受注数、売上 | GA4、問い合わせ管理、CRM、売上データ |
このように、AI検索での露出からWebサイトへの訪問、最終的なCVまでを一連の流れとして捉えることで、施策の優先順位を判断しやすくなります。
ただし、AI検索での露出が増えた時期に問い合わせ数も増加したからといって、必ずしもAIO対策だけが要因とは限りません。
広告やSEO、SNS、営業活動など、ほかの施策による影響も考慮しながら評価する必要があります。
また、企業や事業の特性によって、重視すべきKPIも異なります。BtoB企業であれば商談数や受注数、EC事業であれば購入数や売上など、最終的な事業目標に合わせて設計することが大切です。
AIO対策では、AIに紹介されること自体をゴールにせず、認知から問い合わせ・購入までの成果構造を設計し、継続的に改善していくことが重要です。
AIO対策は自社でできる?外部支援を検討すべきケース
AIO対策は、必ずしも専門会社に依頼する必要はありません。既存コンテンツの見直しや企業情報の整理、AI検索での表示状況の確認など、自社で取り組める施策も多くあります。
一方で、技術的なSEOの改善やコンテンツ戦略の設計、継続的な効果測定など、専門知識や一定のリソースが必要になる場合もあります。
重要なのは、AIO対策をすべて自社で行うか外注するかではなく、自社の課題や体制に応じて、必要な支援範囲を判断することです。
まず自社で確認できること
AIO対策を始める際は、最初から大規模なサイト改修や新しいツールの導入を検討する必要はありません。
まずは、既存のWebサイトやコンテンツについて、次のような項目を確認するとよいでしょう。
- ・AI検索で自社名やサービス名がどのように紹介されているか
- ・主要なサービスページに対象顧客や提供価値が明記されているか
- ・記事がユーザーの疑問に十分回答できているか
- ・自社独自の実績や事例、専門的な情報が掲載されているか
- ・会社概要やサービス情報に古い内容や不整合がないか
- ・Search ConsoleやGA4で検索流入・AI検索経由の流入を確認できるか
これらを確認するだけでも、自社サイトで不足している情報や、優先的に改善すべきページが見えてくる場合があります。
特に、サービスの特徴や対象顧客が十分に説明されていない場合は、AI検索への対応以前に、Webサイトそのものの情報を充実させることが重要です。
まずは既存のSEOやコンテンツを見直し、追加の予算をかけずに改善できる部分から着手するとよいでしょう。
SEO・サイト改善・コンテンツを横断する場合は外部支援も選択肢
AIO対策を進めるなかで、複数の領域にまたがる課題が見つかった場合は、専門会社への相談も選択肢になります。
例えば、次のようなケースです。
- ・技術的なSEOの問題があり、社内だけでは原因を特定・改善できない
- ・コンテンツの改善方針や優先順位を判断できない
- ・SEO、AIO、Webサイト改善を横断して対応できる担当者がいない
- ・AI検索での露出状況を継続的に測定・分析する体制がない
- ・AI検索への対応を問い合わせや売上の向上につなげたい
外部支援を検討する際は、AI検索での掲載状況を確認するだけでなく、SEOの改善やコンテンツ制作、Webサイトの導線設計まで対応できるかを確認しましょう。
また、AI検索での引用や表示を保証するような説明には注意が必要です。
Googleも、AI検索機能への表示を保証する特別な最適化方法はないと説明しています。
そのため、AIO対策の支援会社を選ぶ際は、AIへの露出だけでなく、事業目標に応じた施策の優先順位や、実行・検証まで支援できるかを判断することが重要です。
株式会社Oz link(オズ・リンク)では、SEOやAIO・AEO対策に加え、Webサイト改善やマーケティング戦略の設計など、企業の課題に応じた支援を行っています。
AI検索への対応について、自社で何から取り組むべきかわからない場合や、既存のWeb集客施策と連動させたい場合は、Oz linkのAIO・AEO対策コンサルティングもご覧ください。
AIO対策に関するよくある質問
AIO対策について、企業のマーケティング担当者からよく挙がる疑問をまとめました。
AIO対策とSEOはどちらを優先すべきですか?
まずはSEOの基本的な対策を優先することをおすすめします。
GoogleのAI OverviewsやAI Modeでも、クロール・インデックス登録、コンテンツの品質、内部リンクなど、従来のSEOの基本が重要です。
そのうえで、AI検索での自社情報の紹介状況を確認し、必要に応じてコンテンツの充実や情報設計の改善を進めるとよいでしょう。
AIOとSEOを別々の施策として考えるのではなく、SEOを土台として両方の成果を高めることが基本です。
AIO対策をすれば必ずAIに引用されますか?
AIO対策を実施しても、AI検索での表示や引用が保証されるわけではありません。
AIの回答は、ユーザーの質問内容や検索サービスの仕組み、参照される情報などによって変化します。
そのため、特定の施策によって必ず自社が紹介されるというものではありません。
AIO対策では、AIへの掲載そのものを保証することよりも、ユーザーにとって有益で独自性のある情報を充実させ、適切に参照される機会を広げることが重要です。
AIO対策にllms.txtは必要ですか?
GoogleのAI OverviewsやAI Modeへの対策として、llms.txtの設置は必要ありません。
Googleは公式情報で、llms.txtをGoogle検索に使用していないと説明しています。
ただし、ほかのサービスやシステムで利用される可能性まで否定するものではありません。
GoogleのAI検索への対応を目的とする場合は、llms.txtの設置よりも、SEOの基本的な整備やコンテンツの品質向上を優先しましょう。
AIO対策に構造化データは必須ですか?
AI検索に表示されるための特別な構造化データは必要ありません。
Googleは、AI OverviewsやAI Modeへの掲載を目的とした専用の構造化データは不要であると説明しています。
一方、Googleが対応する構造化データを適切に実装することは、通常のSEOでは引き続き有用です。
ページの種類や内容に応じて必要な構造化データを設定し、AI検索への引用を保証する特別な施策として扱わないことが大切です。
AIO対策の効果はどのように測定しますか?
AIO対策の効果は、AI検索での露出、Webサイトへの流入、問い合わせなどの事業成果を組み合わせて評価します。
Google Search Consoleでは、生成AI検索機能におけるWebサイトの表示状況を確認できます。また、GA4などを活用することで、ChatGPT検索などからの流入やCVを分析できます。
一方、AI回答内でのブランド言及や紹介内容については、対象の質問を設定して定点観測する方法が考えられます。
ただし、AI検索の影響をすべて正確に把握できるわけではないため、直接計測できる指標と参考指標を分けて評価することが重要です。
まとめ|AIO対策はSEOと独自情報を土台に事業成果へつなげる
AIO対策とは、AI検索や生成AIに自社の情報を正しく理解してもらい、ユーザーの質問に対して適切に参照・紹介される機会を広げる取り組みです。
ただし、AIO対策は従来のSEOに代わるものではありません。Googleも公式情報で、AI検索への対応においてSEOの基本が引き続き重要であると説明しています。
AIO対策で優先すべきなのは、特殊なテクニックを導入することではなく、SEOの基盤を整え、ユーザーの疑問に答えるコンテンツや、自社ならではの一次情報を充実させることです。
また、AI検索で自社が紹介されること自体を最終目標にするのではなく、そこで生まれた認知や関心を、Webサイトへの訪問、問い合わせ、商談、購入などにつなげる視点が欠かせません。
重要なのは、AI検索への対応を単独の施策として捉えず、SEO・コンテンツ・Webサイト改善を連動させ、事業成果につながる仕組みをつくることです。
株式会社Oz linkでは、マーケティング戦略の設計からSEO・AIO対策、Webサイト改善、施策の実行・検証まで、企業の課題に応じて一貫した支援を行っています。
「AI検索への対応を始めたいが、何から取り組むべきかわからない」「SEOやWebサイト改善も含めて、集客全体を見直したい」という場合は、ぜひ一度ご相談ください。
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『マーケティング方法を戦略から施策まで体系的に解説|成果を出すための実践プロセスとは?』
『TAM・SAM・SOMとは?市場規模の考え方と違いを図解でわかりやすく解説』
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この記事を書いた人
Oz link 編集部
デジタル戦略を中心にクライアントを成功へ導くマーケティングコンサルティングエージェンシー株式会社Oz link(オズ・リンク)。顧客起点の科学的マーケティングを一気通貫で支援することで、企業の持続的な成長を実現します。ブランディングやマーケティング全般、プロモーションや営業活動における課題解決をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。
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